「下京」

東京から地方に引っ越して感じたことを伝えていこうと思います。

【知って得する】JR 切符のルール

こんにちは

 

旅行されるときはJRを使われる方が多いと思います。

 

その際に切符を購入されると思うのですが、切符にも様々な割引がありますのでそのようなお得な情報をお伝えしたいと思います。

 

 

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1往復乗車券

 

普通乗車券には

 

片道乗車券、往復乗車券、連続乗車券の3種類があります。

 

片道乗車券はその名の通り片道だけ乗れる乗車券。皆さんが券売機で購入するオレンジ色の小さい切符は片道乗車券です。

 

往復乗車券とは

 

切符が(行き)と(帰り)の2枚からなり有効期間が片道乗車券の2倍となった往復できる乗車券です。

 

片道乗車券は100kmから200kmごとに有効期間が変わっていきます

例 片道が

99km→有効期間1日  100km→有効期間2日(100kmから途中下車が可能です。)

 

往復乗車券の場合

例 片道が

99km→有効期間2日 100km→有効期間4日(同じく途中下車が可能)

 

また往復乗車券は片道601km以上の距離を往復すると往復割引と言いまして、片道乗車券の値段の1割引しそれを2倍した値段で購入することができます。

つまり(ゆき)と(かえり)でそれぞれ1割引されると言うことになります。

 

この二つの特性により片道601km以上往復する切符では

 

有効期間8日 片道1割引した金額*2で購入できる

 

切符ができます。

例 東京ー広島を往復するとします。

東京ー広島は片道894.2km

片道11160円 です。

 

片道づつ購入すると 有効期間は1枚につき6日

11160*2=22340円

 

しかし往復乗車券で購入すると 有効期間は乗車日から12日

11160*0.9=10044円(端数切り捨て)

10040*2=20080円

 

片道づつ買うのと往復で買うのとでは2260円も違うのです。

2260円あったら美味しいご飯が食べられますね

 

遠くに旅行される際には是非往復で購入されて見てはいかがでしょうか。

 

 

 2 片道乗車券

 

片道乗車券にお得なことなんてあるの?

 

って思う方いらっしゃると思います。

 

JRの運賃の仕組みは距離が伸びるにつれて賃率が低くなっています。つまり距離が長い切符を買うほどお得になっていきます。遠距離逓減制といいます。

区間を区切って切符を買ったほうが安くなることもあります。

 

様々なところに旅行するとき旅行先が一筆書きで乗車券を作ることができれば安く旅行できることがあるのです。

条件としては同じところを重複してしまうと作ることができません。

 

例にしてみたほうが分かりやすいので実際に計算してみます。

 

東京→大阪→金沢→東京

のルートで旅行するとします。

 

片道づつ買うと

東京→大阪 8750円 大阪→東京(金沢ルート) 10150円

8750+10150=19900円

 

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片道乗車券一筆書きで購入

東京→(山科→金沢)→東京 1177.9km→1178km (山科は東海道線湖西線(北陸方面)の分岐駅)(切符の券面は東京都区内→東京都区内)

JR運賃表に当てはめますと13820円

大阪まで行く際山科ー大阪間が重複してしまうので

山科→大阪 840円 往復で1680円 の往復乗車券を別途購入

13820+1680=15500円

 

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19900-15500=4400円

なんと乗車券部分で4400円も差が出てきてしまうのです。

このように切符の買い方次第で安く旅行することができます。

 

もしこの例の切符を作りたければみどりの窓口

「東京から山科、金沢から新幹線で東京までの切符一枚と山科から大阪の往復乗車券をください」

といえば作ってくれるはずです。はずです、、、

 

もちろん例外でできない区間もありますので作る前に駅員に聞いてみてください。

 

 3 最後に

このように切符の買い方を工夫することで安く旅行をすることができます。

 

今回は2つの例を取り上げてみましたが他にもたくさんお得に利用することができるのでまた伝えて行こうと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。